心理学パズル



(※ 登場人物は嘘をつかないものとします)


 あなたはテレビのゲームショーでゲームに挑戦し、見事1位になることができました。本来ならばこれで優勝商品の車を手に入れることができるはずでしたが、今回はもう1人あなたと同じ成績を出して1位になった人がいました(仮に、N氏とします)。商品の車は1つしかありません。
 そこで、あなたとN氏とでゲーム勝負を行い、勝った方が車をもらえることになりました。ゲームの内容は次の通りです。


 ・あなたの目の前に並んでいる3つのトビラA・B・Cのうちどれか1つの奥に、あらかじめN氏が商品の車を隠しておく(あなたはN氏が車を隠したところを見ることはできない)。その後、あなたは3つのトビラのうちどれか1つだけを開ける。そのトビラの奥に車があった場合、車はあなたのものになるが、そうでない場合、車はN氏のものになる。


 N氏が車を隠し終え、勝負が始まった。あなたは悩んだ末、真ん中のトビラBを開けようとしてドアノブに手をかけた。
 するとN氏はあなたに向かってこう提案してきた。
 「ふむ・・・ このまま勝負しても私が勝つ確率は2/3。このままでは不公平なので、あなたに少しヒントをあげましょう。ハズレのトビラは全部で2つ。そこで、あなたが選ばなかった2つのトビラの中から、ハズレのトビラを1つ教えてあげましょう。それはCです」




 さて、あなたが開けるべきなのはどの扉?






というわけで何度となくX記で扱ってきたヤギ問題利用問題。いかにもただのヤギ問題です、っていう感じの問題文にしてみた。