心理学実験:短期記憶ゲーム自分戦略メモ



対象:出題者が、1秒程度の間隔を空けつつ次々と覚えるべきことがらを発言していき、終わった後にそれを覚えているだけ書き出すゲーム。

数字の場合

3個を1チャンクとして覚えていくと良。
3桁程度までなら1塊で印象に残しやすいので、1チャンクの情報量が増えることによるデメリットが薄いし、さらに覚える時間が3倍に、覚える個数が1/3になるので非常に有効。
何も考えなくても3M個(Mはマジカルナンバー)くらいは記憶できるので、大抵の場合はこれで十分。

ひらがなの場合

どうにも3文字を1チャンクとして扱うことができないので、ここでは2文字1チャンクで。
2Mだと場合によっては足りなくなるが、聴覚の感覚記憶は5秒程度ならもつので最後の方はそれに頼ればOK。出題者がディスプレイだった場合はその分成績落ちる。

アルファベットの場合

正直アルファベットって複数文字を1かたまりとして全く見れないんだよねぇ。
というわけで、序盤は指でタイピングリピート、中盤は口でリピートすることにより2Mを確保し、終盤は感覚記憶に頼る。出題者がディスプレイ(以下同文)

名字・名前の場合

基本的にチャンク戦術が使えないため、覚えるべき対象に逐一強烈な印象を付加させて
長持ちさせる方法をとる。


要するに、その名字(名前)のキャラクターないし声優を強く思い浮かべる。これ1回やるとゲーム終了時まで普通にもつんだよね記憶。


該当するキャラクター等が存在しない場合は口でリピート。これだと順番情報を記憶しておくことができないのだが、人名の場合は順番どおりに答えないといけないことはまずないので大丈夫。

単語の場合

大体人名と同じ。単語の場合は順番どおりに(以下同文)

まとめ

この実験、ひらがなカタカナ交じり、ないしは大文字小文字交じりにするだけでこういうテクニックがかなり使いにくくなって(特に感覚記憶を封じられるのが大きい)、多くの人がM周辺に集中するという理想的な結果がだいぶ得られやすくなると思うんですがあんまり見ないよねなぜか。