作問部(再掲)



A君、B君、C君が太鼓の達人で遊んでいる。
3人は、ドンかカツが等間隔で200個ランダムに(それぞれ1/2の確率で)流れてくる譜面を遊んでいる。
A君、B君、C君は、それぞれ以下の戦法を使ってこの譜面を打つことにした。


A君:「ドカカカ」という配列の部分だけをたたいて確実に良を出す。
B君:「ドカカド」という配列の部分だけをたたいて確実に良を出す。
C君:「ドドカカ」という配列の部分だけをたたいて確実に良を出す。


このとき、この3人のとる点数の期待値に大小関係を定めよ。


<例>
カカカドカカドカカドドカカカドカカカドカカカ


A君:12000点
B君:7000点
C君:4000点




これの答えを予想させたとき、


LEVEL.0 A=B=C (同じじゃね?(ろくな根拠なし))


LEVEL.1 B>C>A (Bはドカカドカカドと重なりうるから叩ける個数増えそう、Cはドカが2個ずつでバランスいいからAよりは叩けそう)


LEVEL.2 B>C=A (Bは上と同じ理由で得しそう、CとAは本質的に同じだろう)


LEVEL.3 C=A>B (正答)


のどれを答えるかによって、その人の数学力が多少なりとも測れるんじゃないかなー、と、わずか1桁のサンプルから少し思った。




まあ、この問題の本質は、B君だけは200コンボボーナスをとれる確率が高いため、それによって得をしてもなおA君C君に及ばないことをきちんと示しておかないと減点、っていうところにあるわけですが。