韓国記 3/5【コンテスト】
総評
実装力はさほど問われず(比較対象:日本)、アルゴリズムを思いつくまでの難易度は高く(比較対象:日本)、英文は短く(比較対象:日本)、初等幾何力はほどんと必要とせず(比較対象:日本)、ただ面倒なだけの探索や構文解析も出ない(比較対象:日本)。
そのわりに、現地の人々には、今年の問題は日本的だという評判だったとかなんとか。
Problem A
やるだけ問題をどうにかして難しくできないか → 定数打ち込み祭り
という発想に笑った。良いセンスしてますね。
9.23076≒120/13 であることより、これらの定数は何らかの規則を持って作られているのだろうか。
どこかの優秀なショートコーダーさんが最短コードを書いてくれることを願いつつ。
Problem B
かんたん。
Problem C
3 ≤ n,m ≤ 10,000 なのにO(n^2)で終わる、という今大会最大の悪問。
それがなければかんたん。
Problem D
今大会唯一の強実装問題。
情報オリンピックではなくあくまでもプログラミングコンテストである以上こういう問題は必要なのかもね。
という発想は危険思想だと思います。
Problem E
まあかんたん。
O(nlogn)で終わるこっちは 2 ≤ N ≤ 5,000 なのにねぇ。
Problem F
ふつうちょい難。
Problem G
なかなかの良問。まあ難しい。
n=1000でも終わるのに10なので、実は探索でも間に合ったのかもしれない。
ということを今から確認する術はない。
Problem H
まあかんたん。
こんな後ろの方に配置されていることそのものがこの問題のテーマなのかも。
Problem I
まあ難しい。
が、凸関数と凸関数のmaxが凸関数であることに気づくと、一気に実装が軽くなる良問。
誤差はもうちょっと緩くてもよかったのではなかろうか。
Problem J
難しい。コンテスト中は解法が思いつかず。
まあ、しがない黄色コーダーである自分でも全部(アルゴ的な意味で)解ける日本の問題が弱いだけなのだろうが。
やっぱり、日本の作問者は確信犯でやってるとしか思えませんね(誤用ではないことに注意)。