涼宮ハルヒの驚愕 内容予想 Part 2/4



(以下、分裂ともしかしたら驚愕のネタバレを多分に含みます)


てなわけで、驚愕といえばまず考えなければいけないのは、この「発売延期」。
謝罪広告に新イラストが使われていることより、のいぢの遅れでないことは誰の目にも明らか。また、原稿が上がっているのに、社内のトラブルやら印刷所のトラブルやらで2ヶ月以上も遅れるなんてことはさすがにありえないであろう。
ゆえに、選択肢は2つ。


(1)意図的に発売を遅れさせている
(2)原稿書きあがってない


・(1)
A.遅れさせることによって、結果的に角川が得る利益が上がる
→さすがにこの理由はなさそうだとは思うが、経済関連の話など自分には分かりようがない。


B.「現実世界での発売が遅れる」ことが、作品内において意味を持つ
→いくらなんでもこれはねぇよ。


・(2)
A.アイデアが出ない、ないしは大きな矛盾点、ミスなどが発覚
→ながるんガンバレ。


B.冨樫義博大先生の魂がながるんに乗り移った
→これは止むを得ない。大自然の力に逆らう術などあろうはずもない。


と、様々な理由を挙げてみたが、結局のところ(1)B.でないことさえ分かれば、あとはどれであろうと内容予想には一切の影響を及ぼさないので、これについて深く考えてみる必要はない。




……字数稼ぎはここらへんにしておいて。


まずは、驚愕の内容を予想するにあたっての最大のヒント、『6月発売の「驚愕」については、普通に驚愕するポイントが最低3つ、誰しもが驚愕する展開が1つ以上、待っています。楽しみにしていてください。』(坂本浩一コメント)について考えてみよう。
注目すべきはながるんが読者を驚愕させるような展開を書けるということ「普通に驚愕する」と「誰しもが驚愕する」が区別されていること。わざわざ「誰しもが」と付けるということは、今までの話を知らなくても、つまりハルヒ既刊を読んだことない人でも驚愕する、ということであろう。要するに、中嶋数花#256だとか、<アスタリスク>だとか、「ぱっと見ただけでも変なことをやっていることがわかる」類の仕掛けのこと。αとβもそう。


この、「すこしメタな」、略してSM的な仕掛け。驚愕ではどのような形をとるのかと言うと――